起業したきっかけは何ですか?

神谷 瑛之神谷もともと「社長になりたい」と中学生くらいから思っていました。
仕事が嫌になって辞めたとかじゃなくて、普通に「自分で会社やるのが一番儲かるだろう」って思ったのがきっかけです。

会社のトップになればなるほど中間の利益がなくなって、収入は得られるってわかっていたから。

吉泉頭良い中学生だったのですね。

神谷 瑛之神谷安易と言えば安易だけどね(笑)社会人にもなったことないのにそんなこと言って。

あとは、弊社は留学エージェントなのですが、自分自身も留学経験があります。
自分が留学した時は自己資金ではないから、当時いくらくらいお金がかかっていたかはわからなかったけど、後々に当時の領収書を見て。「これだけお金かかってたんだ!」と知り、「留学って儲かるな」と思いました。それがきっかけかな。
加えて、他の人たちにも「もっと海外に行ってほしい」っていう思いはありました。「人の役に立ちたい」っていう気持ちは元々あったので、それを行動に移したっていう感じもありますね。

創業メンバーとの出会いもきっかけというかタイミングの一つです。

なんなら小学生くらいから、将来の夢「社長」とか書いてそうな貫禄でした。

起業するに当たって一番苦労したことは?

神谷 瑛之神谷ドタキャンかな。お客さんのドタキャン。
留学が決まっていたのに、結局「辞めます」とか。
あとは近年のコロナ期で、留学が決まっていた人たちが、突然行けなくなっちゃって。その時が一番苦労したかな。

吉泉やはりコロナ流行はかなり大打撃だったのですね。

神谷 瑛之神谷新規のお客さんがガクンと減りましたね。そもそも海外に行けなくなっちゃったから。

吉泉コロナの打開策としては何をやられたのですか?

神谷 瑛之神谷オンラインサービスの導入ですね。
その時期、日本全体でZoomなどを使ったオンラインの形式がだいぶ進んだと思うんだけど、うちもオンラインの導入をして「留学行けない方もオンラインで留学気分を味わう」みたいなプログラムを作りました。

吉泉経営的には実際に回復しましたか?

神谷 瑛之神谷うん。おかげさまで。
あとは国から補助金が出たのもでかかったね。

社長になってから一番嬉しかったことは?

神谷 瑛之神谷大きい法人とか、団体のお客さんと契約が結べた時かなぁ。
例えば、最近は学校法人と提携して色々なプログラムを作ったりしていて。そのように、携わるプロジェクトが大きくなってきたのが嬉しいです。

吉泉初めは個人のお客さんが多かったのですか?

神谷 瑛之神谷最初は個人のお客さんがメイン。
そこから、英会話スクールとかとどんどん提携するようになって、そういうところから留学希望者を募ることができるようになりました。
あとは、専門学校の方が弊社と連携して「新しい留学プログラムを作りたい」といった相談を頂いたりなど。

吉泉顧客層を「個人」から「団体」にする目標は、もともとあったのですか?

神谷 瑛之神谷個人向けはもちろん今でもやってます。その上で、団体向けは安定して売り上げが出るというのが一番大きいので、そういう面で団体との契約強化は目標のひとつでした。

吉泉それを叶えたということですね。順調に成長していますね。

神谷 瑛之神谷まあね。まだまだだけど。

社長として一番大切にしていることは?

神谷 瑛之神谷連絡をすぐ返すことかな。
お客さんとか取引先から連絡があったら、基本的にはなるべく早く返せるように心がけてます。
それが一番、信頼関係を築く上で重要だなと思っているから、連絡は基本的に気づいたらすぐ返すようにしています。

普段の雑談とか、くだらない内容はいつ返しても良いんだけど、例えばお客さんからの「留学の相談会、いつ空いてますか?」などの問い合わせについては、すぐ返すようにしています。

吉泉これまでの経験上、取引先や何か依頼した人で、連絡が遅くてやりにくいなと感じた経験はありますか?

神谷 瑛之神谷もちろん。
そういった経験もあるし、そもそも自分はお客さんに不快感を与えないようにと心がけているので早く返すようにしています。
留学エージェントはうち以外にも沢山あるので、その中で選んでいただける要素をひとつでも多く作ろうって意図もあります。

パワータイプかと思いきや、スピードタイプです。

今後のビジョン、目標

神谷 瑛之神谷今後もっと新しい留学プログラムを増やしていきたいです。

吉泉どういったプログラムを考えていますか?

神谷 瑛之神谷今は「英語だけではやっていけない」という時代になってきていて、英語に加え、何か特技を活かして留学をするというプログラムが主流になっています。
その「英語プラスα」の部分を、色々な分野で広げて行きたいと思っています。
うちではサッカーとか剣道とか、既に色々とあるのですが、その他にも広げて、多くの人が好きなことで留学できるようなプログラムを作っていけたらなと思っております。

日本の文化で、海外で人気のあるものも結構あり、例えば剣道もそのひとつです。他にも空手とか。
海外で人気のあるコンテンツがあるから、それらを活かした国際交流みたいなプログラムを作ってけば、より多くの世代に「留学」というものを身近に感じてもらえるかなと。

吉泉剣道とか空手は海外で人気があるのですね。

神谷 瑛之神谷例えば弊社はオーストラリアの大学と提携してるのだけど、そこの剣道部は部員がもう100人近くいますね。日本の剣の文化というものが、外国人にとってはすごく興味深いようです。

あとは、日本の伝統芸能を海外で教える、といったような国際交流プログラムもできたらなと。

吉泉なるほど、日本人が日本の伝統芸能を教えるのですね。

神谷 瑛之神谷そう。
コミュニケーションを取ることで留学生は英語を学ぶことができるし、海外の人は日本の伝統芸能を学べるというような相互扶助的な留学プログラムができたらなと。

社長になりたい若者へメッセージ

神谷 瑛之神谷やりたいことがあるなら早めに、どんどんチャレンジした方がいいと思う。
結局、就職なんていつでもできるので、少しでも「やりたい」という気持ちがあるのであれば、やれるうちに。
若いうちの方が失敗しても全然復活できるし。

吉泉神谷社長は何歳で今の会社立ち上げたのですか?

神谷 瑛之神谷フリーランスとして始めたのが26歳とかかな。で、2年後の28歳の時に法人化して今に至るっていう感じ。

吉泉新卒で入った会社では営業職をやっていたって言っていましたよね。そこを辞めたきっかけって、やっぱり社長になりたかったからですか?

神谷 瑛之神谷具体的にやりたいことが決まったら辞めようと決めていて。で実際にやりたいことが決まったから辞めたっていう感じです。

吉泉その会社に入ったのも、最初からやりたいことが決まるまでの繋ぎの期間として考えていたのですか?

神谷 瑛之神谷そう(笑)
その会社に入ったのも、英語を学べるし海外にも行けるから、自分の能力を活かせるってだけの理由でした。別にその会社で上り詰めようとは思ってはいませんでした。

吉泉では入社してからも、自分のやりたいこと探しは着々と続けていたのですね。

話は変わりますが、御社は共同創業者の方がいたようですね。
今では代表は神谷社長一人(もう一方の方は契約変更し、社外メンバーとして携わっている)とのことですが、その経験を踏まえた上で、未来の社長に向け、起業は誰かと一緒にやったほうがいいのか、それともソロでデビューしたほうがいいのか教えてください。

神谷 瑛之神谷どっちもアリだと思ってます。

誰かと一緒にやるのであれば、お金関係がしっかりしている人とやったほうがいい。本当に信頼できる人とじゃないと結局続かないから。
続けていって軌道に乗るまでに、お金のトラブルも起きると思うんだよね。だから本当に信頼できるヤツとしかやらない方がいいと思う。

あと複数人でやるにしても、あんまり人数は多くない方がいいと思います。やるとしても最大3人かな。4人以上になると面倒くさくなると思うけど、3人だと1人が仲裁に入るってこともできるかもしれないから。

吉泉なるほど。神谷社長は、信頼できる仲間はどういった点で判断しましたか?

神谷 瑛之神谷感覚ですね。
そう言う意味で、正しい判断をする眼力みたいなのがないとダメですね。それを養うためにいろんな人生経験したほうがいいと思う。
いろんなコミュニティに顔を出したりして、年代問わず幅広く人と付き合った方が良いと思います。

吉泉人生経験、人との交流ですか。

神谷 瑛之神谷うん。他に、読者層(社長になりたい若者)目線で知りたい情報って何なの?

吉泉率直に言うと、どれくらい儲かるのか知りたいですね。
僕ら世代の社長になりたい人って、バイトで月10万とかじゃなくて、もっと桁違いで稼ぎたい!みたいな野心がある人が多いので。

神谷 瑛之神谷サラリーマン時代と独立してからでどれくらいの開きがあるかとか?
月によって違うけど、会社員だった時が手取りで30万とかだったから・・・

吉泉すでに高いですね。

神谷 瑛之神谷大手だったからね。
開きについては、かなり調子良い時だと多分その20倍くらいはいくかな。

吉泉20倍・・・!!夢ありますね。
これまでインタビューした社長さん方にも聞いておけばよかったです(笑)

20倍!豪快さが溢れ出る快男児でした。